8月23日(土)、静岡大学教育学部附属小学校にて、全国国立大学附属学校連盟東海地区会の研究協議会・実践活動協議会が行われました。通称「東海附連」と呼ばれるものです。
今回は、算数・数学部会で「高校生の代数的思考におけるパターン一般化に関する実態調査」というタイトルで研究発表をさせていただきました。8月2日の日本数学教育学会での研究と基本的には同じ内容ですが、より精緻に調査分析を捉え直して発表しました。
多くの参加者にお聞きいただきましたが、その多くが国立大学附属小学校・中学校の先生方だったため、興味を持っていただけるか不安がありました。しかし、その心配は杞憂に終わりました。質疑応答の時間や発表後の談笑の場面で、「面白かった」「目からうろこだった」「小学校算数でも活用したい」といった声を多数いただき、大変嬉しく感じました。
特に、愛知教育大学の附属小学校や附属中学校の多くの先生方と交流できたことは非常に嬉しかったです。尊敬する先生方ばかりなので、いただいたアドバイスを一つひとつ大切にしようと思います。今後もご指導いただければ幸いです。
また、助言者の静岡大学の柗元先生からは、モデルの修正案や分析手法、参考文献の紹介など、多角的にご指導いただきました。会の後にも個人的にご指導いただき、「現職ながら研究を進めていること」や「研究発表の仕方」についてお褒めの言葉をいただけたことは、この上ない喜びでした。
今後もさらに数学教育研究に力を入れ、自らの研究遂行レベルを上げるとともに、数学教育学の進歩、そして何より目の前の子どもたちの数学力向上のために尽力していきたいと強く思いました。
当日参加いただいた先生方や、そうでない方でも興味を持って下さった方々、ぜひご連絡いただけますと幸いです。
追伸.
算数・数学部会だけでなく、他の教科の協議もあったため、同僚の先生と行き帰り一緒に移動しました。帰りには「さわやか」に寄ったのですが、4時の時点で70分待ちでした。帰ろうか迷いましたが、食べずには帰れないということで、待ちました。待った甲斐があるほど美味しかったです。先輩方、お付き合いありがとうございました。
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