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第61回 全国数学教育学会 @ 関東学院大学 Day 1

12月13日(土)・14日(日)の2日間、関東学院大学 金沢八景キャンパスで開催された全国数学教育学会の研究発表会に参加しました。本ブログではDay1について書きました。


昨年は福岡教育大学での開催でしたが、直前にインフルエンザにかかり、泣く泣く飛行機をキャンセルした苦い思い出があります。今年こそは!と気をつけていましたが、開催直前の1週間、風邪が流行っており、毎日びくびくしながら過ごしていました。それでも、マスクを欠かさず着用したおかげで、無事に元気な状態で新幹線に乗り、横浜へ向かうことができました。


初日のプログラムは13時から始まり、7つの研究発表を聴講しました。その中で特に印象に残ったのは、拡張型学習の理論に基づいた数学授業モデルを提案した発表です。このテーマは、前回奈良で行われた研究大会の全体講演でも扱われており、個人的に非常に興味を持っています。まだまだ勉強不足ではありますが、これからさらに深く学びたいと感じました。

研究発表の後は、開会行事と総会が行われました。総会では学会賞を受賞した研究の紹介もありました。その受賞者が現場の先生でありながら大学院生としても研究を続けている方だと聞き、ただただ感服しました。同じ境遇である私も、少しでもその背中に近づけるよう、これからも努力を重ねたいと強く思いました。

関東学院大学(神奈川県 横浜市)

今回の参加で、研究発表と同じくらい楽しみにしていたのが、全国数学教育学会30周年記念として発刊された「数学教育学の軌跡と展望―研究のためのハンドブック―」の購入です。このハンドブックを待ち望んでいた私としては、手に入れた瞬間、感激のひと言でした。


内容は非常に濃密で、素養がないと理解するのが難しい部分もありますが、西日本数学教育学会やその前身である中国四国数学教育学会の全研究がレビュー対象になっているとのことで、これだけの大作を完成させた方々に敬意を抱かずにはいられません。読み進めるのに時間も頭も使いますが、ページをめくるたびにワクワクしています。また、学会員割引でお得に購入できたのも嬉しいポイントでした!

数学教育学の軌跡と展望

もう一つ別の話。関東学院大学は金沢八景駅から徒歩20分ほどの場所にある私立大学で、今回が初訪問でした。キャンパスは綺麗でこぢんまりしている印象でしたが、在学生は約1万5千人とのことで、その規模感には驚きました。また、キャンパス周辺には住宅地が広がりつつ、近くには湾もあって、とても素敵な街だなと感じました。

横浜グルメも楽しみましたが、その話は次回のDay 2でお届けします!

関東学院大学(神奈川県 横浜市)

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