今回は「数学Ⅰ 図形と計量」の単元から「三角形の面積」の導出に関する授業を行いました。
まず、鋭角三角形について考えましたが、生徒が「これだけでは一般の三角形について説明できないのではないか」と気づき、直角三角形や鈍角三角形にも言及するという、非常にオーソドックスな流れで授業を進めました。
一般性の理解は非常に重要ですが、それと同じくらい対称性の理解もこの題材では大切だと考えています。個人的には、この2つの数学的な見方・考え方を育むことを意識して授業を設計しました。ただ、授業検討会でご指導をいただき、「もっと良い問題提示の仕方があった」と反省する点もありました。
一方で、授業中の活動や生徒との練り上げを通じて、生徒が主体的に学ぶ姿勢を比較的引き出せたと感じています。その点については良かったと思います。
完璧ではなかったものの、自分が目指している授業スタイルの一部を実現できた授業だったのではないかと感じています。
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