今回は1年生を対象に、「数学A 図形の性質」の単元から「三角形の存在条件」と「三角形の辺と角の関係」についての授業を行いました。
三角形の辺と角の関係については、図形を動かしながら生徒自身に関係性を見つけさせる活動を最初に取り入れました。しかし、向かい合う辺と角のペアに注目する生徒が少なく、うまくいきませんでした。
二等辺三角形を「基準」として考え、練り上げの際にキーワードとすべき内容を準備していましたが、授業本番では議論を促したり、要点をうまくまとめたりすることができませんでした。また、厳密な証明も必要だと感じ、転換法を用いて逆の説明を試みましたが、生徒たちは「ポカン…」とした表情で、主体性を引き出すことができませんでした。
結果的に、自分の授業力不足が露呈する形となってしまいました。
そんな状況でしたが、大学の先生や院生、学部生を含め、6名の方々が授業に参加してくださいました。協議会では多くのご指導やご意見をいただき、本当にありがたく思っています。同時に、悔しさも感じています。今後も精進します。
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